症例報告⑫ 産後の腰痛と腱鞘炎
出産後になり易いとされている腰痛と腱鞘炎。特に初産ほどなり易く、この2つの症状は出産後のママさんにとって、切っても切り離せないとても厄介な存在です。
今回はその両方にかかったH様の症例報告です
様は元々東京住まいで、こちらには一時的な帰省で逗留中に当整体に来られました。
最初は腰痛が主訴で、ぎっくり腰に近い症状でした。出産後はベルトで固定したり、たまに整骨院で骨盤矯正をしたりしてしっかりケアは行っていましたが、佐渡に来てから床に座ることが多くなり、慣れない生活環境に腰が悲鳴をあげてしまったそうです。
H様は産後のケアをしっかり行っていたので、骨盤や仙骨部分に歪みはあまりみられず、内臓下垂による腹部の内圧が高まっている様子も見られないので、単純に腰椎のズレが原因での腰痛でした。
モルフォセラピーであっさり改善、1回の施術で寝返りや起き上がり動作がスムーズに出来るようになりました。あまりの改善ぶりに「歩いて帰れそうです」なんて言い出すほどでした(笑)
経過観察のため翌日にもう1度来ていただいた時には、もうすっかり腰痛は良くなっていました。それで今度は腱鞘炎も診てほしいと言います。現在9㎏の赤ちゃんを抱っこするとその負荷が丸々手にのしかかってとても辛いそうです。
腱鞘炎は一般的に使いすぎによって起こると言われていますが、通常の状態であればどんなに使ってもそうそう痛むことはありません。しかし疲労や姿勢によって背骨に微妙なズレが生じ、ズレたままの状態で使いすぎてしまうと回復力が追い付かず、腱鞘炎になってしまうのです。なので腱鞘炎でも最初に診るべきは背骨のズレなのです。
手の親指を支配する神経は頸椎の6番目(C6)から分布しています。C6を中心に付近の背骨のズレをチェックして矯正すると、手の痛みは減少します。あとは患部の筋を正して2回目の施術は終了としました。
東京に帰る前日に3回目の来院をしてもらい経過を診ましたが腰痛は完治、腱鞘炎も7割方改善しておりました。逗留期間が限られていたことで腱鞘炎に関しては最後まで経過を追えなかったですが、2回の施術で抱っこも苦痛ではなくなったとのことですごくお喜びになられておりました。
腱鞘炎は患部に電気を掛けたり、腕周りをマッサージしても根本的には治りません。
勿論それらも有効ではありますが、そもそもなぜ使いすぎが痛みに繋がったのか、その要因を考えなくてはなりません。
神経の流れを辿っていくと痛みの始まりは背骨のズレから起こることが分かります。ならば最初にその部分を修復させないと、何をやっても元の木阿弥になってしまいます。
腱鞘炎でお悩みの方は当整体へ是非どうぞ。